ヨットと言われると海の上でプカプカと浮いているような何だか優雅なものを想像する人がほとんどなのではないでしょうか？レジャーとしてのイメージが強いと思いますが、ヨットと一口に言っても様々な種類があるのです！

　私たちが乗っているのは「ディンギーヨット」と呼ばれるもので、2人乗りの、エンジンなどの動力が全く備わっていない小型のヨットです。ディンギーヨットには動力が備わっていないため、セール(帆)に受ける風の力、また、ヨットの下から受ける波の力によって進むのです！

　ヨット競技は、マラソンのように一斉にスタートし、いかに早くゴールするかを競う競技です！しかし、陸上のトラックとは違い、海の上にラインを引くことはできません。そこで、海面に数個のブイを浮かべてそれを指定された順番で回って競い合います。また、ブイの回る順番は決められているのですが、ひとつのブイを回ってから次のブイに到達するまでの道筋(コース)は決められていません！なので、どんなコースを引くかもレースの重要なポイントになるのです。体だけでなく頭も使うのが魅力の一つです。

　そして、レースで私たちが乗っているヨットは2種類あります。国際470級と国際スナイプ級と呼ばれるものです。二つの違いを下の画像でそれぞれを紹介しましたのでご覧ください！