平素よりお世話になっております。
オフ明けから現在までの活動状況を報告させて頂きます。
ふるはいくでも度々ご連絡させて頂いた通り、新型コロナウイルスによる影響で2月末から3月半ばまで休止し、その後3月末から一旦は日帰りという条件で活動を再開できたものの、4月に入り4月7日から再び活動を休止しております。部員には外出の自粛を促しております。
活動できていた期間の状況ですが、練習面では主に動作確認を早急にした後、セーリング・スタートを主に練習していました。春季の練習がほとんどできなかったため、セーリング練習はオフ前までにしておきたかった4・5番艇の育成が両クラス共にまだまだできておらず、思うようなセーリング練習ができておりません。各風域でのボートスピード合わせがまだできるような状況ではなく、これからいつ活動が再会できるかわからない中で不安を感じていますが、2・3年生からのやる気と活動できない中でも動画などでレベルアップすることで間に合わせたいと思います。スタート練習では、ある程度余裕のあるラインでは各艇出られるようになってきてはいるものの、ショートラインにした場合、特にポジション取りを理解していないため、これからショートラインのスタートを進めていき、でき次第ライン力強化に移りたいと考えております。
チーム面については、幹部の3人が就活で抜けることが多く、幹部からチームを締めていくことができていない時もあるように思われますが、以前よりも下級生への指示が増え、少しずつではありますが幹部らしく動けるようになっているのではないかと考えております。
3年生はヨットへの意識が高いのでこの調子のまま練習に取り組んでくれたらと思いますが、幹部が3年生の思いに応えられるようにしていきたいと思っております。
2年生は新歓活動で忙しく、新型コロナウイルスの影響で日程の変更が度々あり、対面での勧誘ができない中でどのように新部員を獲得していくかアイディアを出し合い、SNSを活用していく方針のようです。イレギュラーなことが多く、例年よりも大変な状況の中、とても頑張ってくれています。新歓活動は2年生が中心となり進めてくれていますが、幹部・3年生も協力し、新部員の確保に努めて参ります。
また、新しく取り組んだこととして、トレーナー制度の導入と新艇購入について報告させて頂きます。金沢大学にあるトレーナー部と連絡を取り、新4年生の出南にトレーナーとしてヨット部に加入してもらいました。金沢大学がインカレで入賞する上で、筋トレや体重の問題がどうしても今まで解決されず、また、怪我などの処置を部内で知る人がいない状況であったため、トレーナーからの意見をもらいながら活動するのがよいのではないかという考えに至りました。新2年生の根本もトレーナーにコンバートし、運営をはじめ、出南の指導のもと次の代でも活かせるように動いております。最近ではマネージャーとも連携を取りながら各部員の食事管理・体重管理を徹底しております。
新艇購入については、今年度の会計の予想決算を出し、団戦艇の状況を見て470を購入することにいたしました。ご寄付頂いているOB・OGのみなさま本当にありがとうございます。また、今年度新艇を購入することにいたしましたが、部員が増加している中、団戦艇を温存しつつセーリング練習をするにはセーリング艇が充実しておらず、今後3・4年に一度のペースで新艇を買えるような会計を組むことが、今後の金大ヨット部が強くなるために自分たちの代で取り組むことができることだと考えております。
長くなりましたが、予選まであと4か月半です。正直、練習ができない子の機関がもどかしく、また、不安・悔しさがこみ上げてきます。いつ活動が再会できるかもわからず、もしかしたらこのまま予戦期間に入ってしまうかもしれません。自分たちの代がこれから新入生を迎え入れ、チームを仕上げていかなければなりません。下級生の動きを見ていると焦りを感じている子が多くいます。幹部は冷静に判断し、今後の活動がしっかりと取り組めるようにしなければなりません。以前OBさんに「金沢大学体育会ヨット部70年の歴史を何だと思っているのか。」と言って頂いたことがあります。これまで、OB・OGの皆様には多くのご意見を頂き、その意見を取り入れながら活動して参りました。このような状況でも応援してくださっているOB・OGの皆様に応えるためにも自分たちができることに真摯に取り組んでいこうと思っております。
現在の幹部はまだまだではありますが、下級生にも協力してもらいながら頑張ってまいります。
最後になりますが、OB・OGの皆様にはいつ活動が再会できるかわかりませんが、活動が再会できましたら七尾に足を運んでいただけたら幸いです。いつも本当にありがとうございます。皆様の健康を祈っております。